これって著作権違反?文章や画像引用に対する不安を今すぐ解決!

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【2019年1月更新】「この画像をブログに貼り付けたいな」こんな場面、多々ありますよね。そこで気になるのが著作権。難しくてイマイチ理解せず、なんとなく貼り付けている方も多いのでは?個人のブログではあまり問題になりませんが、実は著作権法違反の場合もあります。文章・画像・動画問わず、正しい引用方法を理解して、著作権に対する不安を今すぐ解消しましょう!

目次

1.イマイチわからない著作権の引用方法。ここで全部解決しておこう!

2.ブロガーやライター必見!著作権の引用要件の基本のキ
2-1.【文章の引用】ブログや本から引用する方法は?
2-2.【文章の引用】ツイッターの正しい引用方法

3.著作権の引用問題。動画や画像の貼り付けは大丈夫?
3-1.【動画の貼り付け】youtubeの動画貼り付けの正しい引用方法
3-2.動画のキャプチャをする場合はどうすれば良いのか?
3-3.【画像の貼り付け】インスタの画像貼り付けの正しい引用方法
3-4.【画像の貼り付け】ピンタレストの画像の正しい引用方法

4.これで安心!正しい引用方法を理解すれば、著作権問題は即解決

イマイチわからない著作権の引用方法。ここで全部解決しておこう!

記事執筆の仕事をする際に、必ず知っておかなければいけないのが著作権の問題。文章を引用したり、画像を貼り付けたり、これって大丈夫なのかな? と思いながらも、あまり理解せずに勝手に引用している人も多いのではないでしょうか?

ライターの場合は、文章は引用しなくとも、指示されるままに画像引用などを行っているケースもあるので、自分でしっかりと理解しておけば防衛策になります

私、Jules編集部のYuikomore、実は無駄に法務博士(職業)の学位を持っております。そこで今回は、普段眠っている法律の知識をここぞとばかりにひけらかします!というのは嘘で、皆さんのお役に立てるようわかりやすく「著作権の引用の理屈・方法」を解説したいと思います!

ブロガーやライター必見!著作権の引用要件の基本のキ

まずは、ブロガーやライターが著作権を勉強するにあたって、避けて通れない文章の引用について理解していきましょう。

著作権の引用要件とは

誰かの書いたブログや本の一節を元に、自分の意見を書きたい。そんなときは、他人の文章を引用する必要がありますよね。これに関して規定しているのが著作権法32条です。同条は、

公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。

と規定しています。

ややこしいですが、重要なのは

①引用であること②公正な慣行に合致すること③引用の目的上、正当な範囲内で行なわれること、の3つです。

判例ではそれぞれの要件の解釈を示しています。

①引用について

判例では、(1)明瞭区別性があるか、(2)主従関係があるかによって判断すべきであるとしています。またまたわかりにくいのですが、(1)については、引用部分なのか、自分の主張の部分なのかが簡単に見てわかるかということ。(2)については、自分の意見がある表現物が「主」であり、引用は一部構成物としての「従」である必要があることを示しています。主従関係については、質と量の両面から判断します。

②正当な範囲内か(校正な慣行に合致すること)

これについては、(1)引用の必要性、(2)量&範囲が必要な範囲か、(3)引用方法が適切かという観点から判断します。ものすごい面倒に感じますが、すごく簡単にいうと、「引用しないと自分のブログや記事が書きにくいよ」というレベルで大丈夫です。結果として、内容が伝わりやすくなったということでも良いので、とにかく「この記事には必要なんですよ!」という客観的理由があればOKです。もっとも、主従関係については注意です。「引用文が長すぎて、自分の文章がちょこっと」というのでは、引用とはいえません。これは画像も同様です。

③引用の目的上、正当な範囲内で行なわれること

これについては、「ビジネスの慣行に従ってくださいよ」ということです。インターネット上のブログや記事の場合は、引用元URLを記載すること、必要な場合は記事のタイトルや出典元も記載するとなお良しです。

以上が、遵守すべき引用要件となります。結局ややこしくなってしまいましたので、守るべきポイントを以下でまとめます。

【文章の引用】ブログや本から引用する方法は?

では、ブログや本から引用する場合にはどのような対策を取れば良いのでしょうか。

ズバリいうと、以下の3つになります。

い 自分の記事のあくまで一部・補充的なものとして引用を利用するこ

ろ 引用元は記載して、できればリンクを貼り付けること

は 引用部分は「blockquote」を利用して見た目からわかりやすく分けること。

以上です。この3つさえ守っていれば、過度に「著作権侵害」を恐れる必要はないでしょう。

【文章の引用】ツイッターの正しい引用方法

ツイッター社利用規約中の「3. 本サービス上のコンテンツ ユーザーの権利」の部分によると

ユーザーは、本サービス上にまたは本サービスを介してコンテンツを送信、投稿または表示することによって、当社があらゆる媒体または配信方法(既知のまたは今後開発される方法)を使ってかかるコンテンツを使用、コピー、複製、処理、改変修正、公表、送信、表示および配信するための、世界的かつ非独占的ライセンス(サブライセンスを許諾する権利と共に)を当社に対し無償で許諾することになります。このライセンスによって、ユーザーは、当社や他の利用者に対し、ご自身のツイートを世界中で閲覧可能とすることを承認することになります。ユーザーは、このライセンスには、Twitterが、コンテンツ利用に関する当社の条件に従うことを前提に、本サービスを提供、宣伝および向上させるための権利ならびに本サービスに対しまたは本サービスを介して送信されたコンテンツを他の媒体やサービスで配給、放送、配信、プロモーションまたは公表することを目的として、その他の企業、組織または個人に提供する権利が含まれていることに同意するものとします。ユーザーが本サービスを介して送信、投稿、送信またはそれ以外で閲覧可能としたコンテンツに関して、Twitter、またはその他の企業、組織もしくは個人は、ユーザーに報酬を支払うことなく、当該コンテンツを上記のように追加的に使用できます。

と規定されています。

これを必要な部分のみ要約すると、twitter本社が利用するケースも含め、利用者も投稿を引用することが可能ということです。もっとも、スクリーンショットなどでそのままブログに記載すると、問題になるケースもありますので、ツイッター指定の埋め込み方法を利用することをおすすめします。

これを利用することで著作権法上も利用規約上も、問題なく引用が可能となります。

著作権の引用問題。動画や画像の貼り付けは大丈夫?

基本の文章引用方法を学んだ後は、動画や画像の正しい引用方法を理解していきましょう。

【動画の貼り付け】youtubeの動画貼り付けの正しい引用方法

YouTubeを貼り付けたい!そう思うことはよくあるのではないでしょうか?

YouTubeについては、合法的にアップロードされたものを個人利用でダウンロードする分には、著作権法に引っかかることはありません。というのも、著作権法30条によると私的使用のための複製は禁止されていないためです。

ですが、これをブログや記事などでインターネット上で公開すれば、「私的使用」とはいえません。そのため、著作権法30条1項違反として法律上問題になります(罰則については119条1項)。

では、どうすれば良いのか?

基本的には、YouTubeの動画を埋め込めばokです。youtubeの利用規約でも、わざわざ埋め込み用のURLがあるのはこのためなんですよね。YouTubeの規約上も、「4. 本サービスの一般的な利用–許可及び制限事項」「A.」において、

「お客様は、YouTubeの事前の書面による承認なく、本サービスまたは本コンテンツのいかなる部分(本コンテンツ(以下に定義します。)を含みますが、これに限られません。)をもいかなる媒体によっても配布しないことに合意します。ただし、YouTubeが、かかる配布を可能にする本サービスの機能(Embeddable Player等)を提供している場合は除きます。

となっているので、埋め込みであれば貼り付けは公式に認めていることになります。また、埋め込みの場合は、実際のところ複製権公衆送信権等が問題になりますが、埋め込みをした人のサーバーに複製されるわけでもありませんし、著作権者がインターネット上に公開し、公衆送信を許可しているため、公衆送信権を侵害していることにはなりません。

動画のキャプチャをする場合はどうすれば良いのか?

これは、最初にご紹介した著作権法32条の引用要件にひっかかる可能性があります。そのため、上記の引用方法①②③を守ることが必要です。映画やドラマの広告動画などである場合は、コピーライトマークもつけておくと安心です。

コピーライトマークはなくてもいいのですが、つけておきたい方は「©+発行年+会社名 (例)© 2017 jules inc」と記載しましょう。

【画像の貼り付け】インスタの画像貼り付けの正しい引用方法

インスタの場合、勝手にダウンロードして画像を貼り付けるのはNGです。ダウンロードして、貼り付けると著作権法上の「複製」になってしまいますので、著作権者の許可がない限り複製権の侵害(同法21条)となり、できません。

ですが、インスタグラムが指定する埋め込み方法を利用すれば、問題なく使用できます。もっとも、個人のインスタグラムの写真の場合、無断で埋め込みを行うとトラブルになるケースがあります。しかし実は無断であっても基本的にはOKです。

というのも、インスタグラムの規約上、インスタグラムに投稿した画像はインスタグラムがビジネスに勝手に利用しても良いことになっているからです。そして、これに本人の許可はいりません。なぜなら、利用者自身が、インスタグラムに登録する際に、規約に同意しているからです。埋め込みについても同意の範囲内となります。

もっとも、著作権者本人の気持ちの問題があると思います。マナーを意識して、できる限り本人に許可を得る方が良いでしょう。

【画像の貼り付け】ピンタレストの画像の正しい引用方法

では、ピンタレストはどうでしょうか?

よくあるのは、画像をダウンロードして、出典元を表記する方法です。まとめサイトなどでも数多くこのような事例が見受けられます。

これ実は、極めてグレーの領域です。というのも、画像がほとんどで文章が少ない場合、著作権法上の引用要件をみたすとは言い難いから。

また、基本的に問題になるのは、サイト側ではなく、ピンタレストにピンした人です。許可なくピンすれば、実は法律上勝手に画像複製または引用をしたことになる可能性があります。

この点は、新しい問題なので日本の裁判で争われたケースはありません。そのため、はっきりとしたことは言えませんが、ピンタレスト自体、ピンする人の良心に任せている点が、少しグレーなシステムということができます。

じゃあ、ピンタレストは画像引用できないの?ということになりそうですが、これもインスタグラムなどと同じです。ピンタレスト指定の埋め込み方法を利用することにより、著作権問題を回避できます。

埋め込みの場合は、先にご説明した通り、リンク先を表示しているだけという扱いになるため、複製権の侵害や公衆送信権等の侵害に当たらないからです。

これで安心!正しい引用方法を理解すれば、著作権問題は即解決

インターネット上の著作権の問題については、グレーな部分が多いのも事実。法律違反にはならないよう、できる限り「埋め込み」などを利用するのが賢い方法です。

著作権法違反の場合、親告罪のため個人のブログなどはなかなか問題になりません。しかし、何かの拍子にバズった場合、著作権違反が問われる可能性もあります。

気付かずに著作権に違反指定しまっていた場合は、削除対応をすることで問題を解決できることがほとんどです。皆さんも、正しい知識を身につけて、迷わず楽しく不安なくブログや記事の作成を楽しみましょう。

yuikomore

司法浪人中にこの世界に浸かってしまったフリーライター。無駄に法務博士(職業)の学位あり。ノマド女子と言いながら、在宅ワークが多いのが最近の悩み。もう一度NY...

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