hiitoさん | パンをつくること。自分らしい生き方を見つけて

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Julesが不定期でお送りするインタビュー企画「自分らしさの始め方」。今回は、パンづくりで人や地域との繋がりを見つけ、移動パン屋さんとパン教室を始めたhiitoさんにお話を伺ってきました。皆さんの新しい働き方・生き方のきっかけになれば嬉しいです。

インタビュー企画「自分らしさの始め方」

julesでは、女性の新しい生き方を応援するブログメディアを目指しています。そこで、会社に縛られずにフリーランスとして生きていくことを決めた女性や、自分のやりたいことを始めた女性から「自分らしい生き方」を始めるヒントを学べたらよいのではないかと考えました。「自分らしさの始め方」と題し、自分の働き方・生き方を見つけた女性のお話をお送りいたします。

目次

1.パン作りの楽しさ。人とのつながりを大切に。
2.パン作りのきっかけは…なんと燻製!?
3.国産小麦へのこだわりは、身体に優しいパンという視点から
4.始めた当初は「売れるのかな」という不安も
5.最初のステップは「とにかくやってみること」
6.編集後記:パンづくり初心者のyuikomoreが体験レッスン

パンづくりの楽しさ。人とのつながりを大切に

今回の主役は、hiitoさん。移動パン屋さんとパン教室の活動を行っていらっしゃいます。

インスタグラム:@hiito.mine

パンづくりやパン教室を始めたきっかけと、パン作りへのこだわりを聞いてきました。人とのつながりから、自分らしい生き方のきっかけを見つけたhiito(ヒート)さん。みなさんも自分らしく生きるヒントをぜひインタビューから見つけてみてください。

パン屋さんのきっかけは、なんと燻製…?

hiitoさんは、2017年から大阪府内で不定期に移動パン屋さんパン教室を開かれています。パンの味は絶品!移動パン屋さんでもすぐに売り切れてしまうとか。

yuikomore
そんなhiitoさんに活動を始めたきっかけを尋ねてみました!

ー移動パン屋さんとパン教室はどんな風に活動なさってるんですか?

hiitoさん 展示会や飲食店をされている方から声をかけてもらった際に、移動パン屋さんとしてパンの販売をしています。パン教室は、月ごとに種類をかえて単発で行う自宅でのレッスンです。LINEで生徒さんに開催日をお知らせして、募集をかけて行っています。最近では、嬉しいことにインスタグラムから「パンを作ってみたい」というお話をいただくこともあります!

 

hiitoさんは、どんなきっかけで「パンづくり」を始めようと思ったのでしょうか?

hiitoさん 実は、最初の販売は燻製なんです。チーズや卵等の燻製作りを始めて、知り合いのお店の軒先で練習させてもらったらうまくいって、その後別のイベントにも呼ばれたんです。そこでは軽食を任されたので、卵サンドを作って販売しました。テイクアウトしてくれた人が「もう1つ買っておけばよかった!」といってくれたのが本当に嬉しくて…。その繋がりの中で「パンを出店しない?」ってさらに声がかかって…不安もあったけど、即答で「やってみたい!」と答えたのがきっかけだと思います。

 

ーでは、特に準備期間などもなかったのでしょうか?

hiitoさん  実際に初めてパンの出店をしたのは、2017年の2月。実は、それまでパンを焼いたことがあるのは2、3回程度だったんですよ。なので、出店の声をかけてもらってからは、本を読みあさって、毎晩試行錯誤して悩みました。最終的には、教室に通うことにしましたよ。教室は数十万のけっこうな出費だったので、これが準備になるかも?

ありがたいことに出店の声はかかっていたので、もっと美味しいパンをつくりたい!って思って、今に繋がっています。

 

ーなるほど。出店の予定があって、教室に通って、少しずつ活動が始まっていった感覚でしょうか?

hiitoさん  そうやね。ほんまに徐々(笑)。学校に通うかは悩んだけど、いろんなパンを焼けたらいいなと思って決心できたかな。それからはとにかく手作りパンの魅力にはまって、美味しさに感動しています。つくるのも、食べるのも大好きです。

 

ー現在は、パンの活動で生計を立ててらっしゃるんですか?

hiitoさん  今はパートをしながらの活動です。パン教室自体は、2018年4月から教室を始めたところで、月平均7日くらい行っています。パートが休みの前日の夜と休み日の朝とお昼でレッスン時間を確保しています。出店がある月は、教室は減っちゃいますね。

 

ーパートと並行しての活動は大変そうですね。

hiitoさん  休みの日にパン教室なので、休みが減ってしまったのは大変かも?それでも、「家で仕事できたらいいな」と思って、パン教室を始めたので今の方がいいです。好きなことでお金も入ってきて、自分の時間を好きに使える。好きなことと仕事の境界線がないのが楽しいです。「仕事やからやってる」って感じじゃないから楽しいのかな。

国産小麦のこだわりは、身体に優しいパンという視点から

 

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まさかの燻製からパン作りに繋がるとは意外な展開です。出店の声がかかってから、パン教室に通い始めたというのも驚きですよね。出店してhiitoさんのパンは「美味しい!」と評判になったようですが、材料にもこだわりがあるそう。

yuikomore
パンに対するこだわりも聞いてみましたよ!

ー 国産小麦、きび糖で作られているようですが、何かこだわりがあるんですか?

hiitoさん  学生のとき、食べるのが好きでパン屋さんでバイトをしていたんですよ。朝・昼・晩パンばかり食べていて、いつのまにか7キロ太っちゃって…そのとき「パンって太るんやな」って気づいたんです。バイトを辞めてからは太った記憶から、何年もパンを食べない期間もあって、つい2、3年前までパンに興味なかったんよね(笑)多分、太るから怖くて控えてたんやと思う。

 

ーなな、なるほど。太った経験からパンの材料にこだわろうと思ったんですか?

hiitoさん  どうせなら体に良いものをつくりたいやん?だから国産で安心できる小麦を使ってます!精製されたグラニュー糖は身体を冷やしてしまうから、きび糖を使ってるし。あと糖分とりすぎたら老化も早いっていうしね。お砂糖控えめで女性に優しいパンづくりをしたいかな。大事な体に入るものやからこそ、安全で消化に優しいパンにしたい

 

ー話逸れますけど、なんかパンとの関係が恋愛みたいですね。別れた元彼と数年後に再開して結婚したみたいな(笑)

おーほんまにそう!上手いこと言うたな、恋愛みたいな感じやわ。うんうん(うなづきながら)、確かに。どっぷり行かへん感じの恋愛やけど(笑)

 

始めた当初は「売れるのかな…」という不安も

まさかのまさかのパンがずっと好きだったわけではないという告白!でも、太ったことがきっかけで材料にもこだわりを持つようになったというのには女子として納得です。実際、パンづくりを始めた当初は不安もあったそう

yuikomore
教室を始めた際の周囲の反応活動を始めてみての難しさ、楽しさについても聞いてみました!

ー教室やパンの活動をはじめたとき、周囲の反応はどうでしたか?

hiitoさん  友達は「楽しそうやねー」「すごいなぁーイキイキしてる!」って言ってくれています。友達は販売を手伝ってくれています。家族は「やりたいならやってみたら!?」と応援してくれました。旦那さんも、家事のサポートをしてくれています。

 

ー皆さん応援してくれていたんですね!hiitoさんご自身の不安はありましたか?

hiitoさん  出店のときは、たくさんの量のパンを焼くのに慣れていないので、準備も大変だし、徹夜だし、売れ残ったらどうしようとか不安でしたね。でも、買ってもらえる喜びとお客さんの「美味しかったよ」の一言で疲れも全部吹き飛んじゃうんです。「また頑張ろう!またやりたい!!」ってモチベーションが上がっちゃうんです。教室の場合は申し込みがなければ成り立たないため、不安もありました。だからこそ教室に集まってくれる生徒さんには感謝の気持ちが大きいですね。

 

ー実際やってみてわかった「大変さ・難しさ」はありますか?

hiitoさん  教室では、やっぱり家と教室との環境差が気になるかな。家で焼くときにうまくできてるかな?と心配になる。教室を受けてくれた方には、疑問や質問に答えてアフターフォローもしています。

あとは、移動パン屋さんの準備が大変かも。試作1つ作るのに最低でも3時間かけて何度か焼くので、パンを焼く時間がかかるという意味では時間の確保が大変ですね。出店の準備に時間がかかって、朝までパン焼いているときもあるよ。失敗できないし、出店前日からが本番だから。

 

ー教室やパン作りをやってよかった!と思うときは?

hiitoさん  (ふと考え込み…)やっぱり人が食べるのをみるときかな。自分で作ったパンを食べて美味しそうにしている姿を見ると嬉しい。あと、パンを作っているときの“育ててる感”も好き。パンを捏ね捏ねして、少しずつパンがまぁるくなっていくのを見てると育ててる感覚があって。それがいいよね。

あとは生徒さんに「美味しく焼けた!」と感想をもらうとすごく嬉しいです。「教室始めてよかったなぁ」って実感します。コツさえつかめば家でも美味しいパンが焼ける、そのお手伝いがしたい。それが生きる楽しみの1つになったら私も幸せだなと感じています。

最初のステップは、「とにかくやってみること」

37歳で現在の活動を始めたhiitoさん。不安もあった様子ですが、活動でのお客さんや生徒さんの反応がモチベーションにつながり、頑張れたようですね。

yuikomore
最後に、今後の活動の展望と読者へのメッセージも聞いてみました。

ー 今後の展望ってありますか?

hiitoさん   たくさん売ってパン屋さんになりたいとかじゃなくて…パンというツールを通していろんな人と出逢いたいかな。出店を始めたのもこれが理由。「人好き」なんです。活動名の「hiito」も「人」と「heat」を掛け合わせて作った名前。人に対しては、「どんな人なんやろう?」って好奇心がある。パン作りも同じで、「こうしたらどうなるかな?」みたいな好奇心から動いてる気がする。だからこれからもいろんな人と出逢っていけたら嬉しいかな。

 

ー「人好き」…素敵ですね。人とつながることの他には何かありますか?

んー最後は、ここに来てくれた人が繋がって友達になったりとか、「やってよかったよね」って言ってくれたらそれでいいかなと思ってる!笑 もちろんこれで生活していけたらいいけど、それが最優先じゃないかな。展望としては、パン教室に男女関係なくこれるようにして、みんなの「出会いの場」になれば嬉しいなと思っています。

 

ー最後に、「これから何か始めたい」と思いつつも、ためらってしまう女性へメッセージを

hiitoさん  「とりあえずやってみること」…かな。そして「やめても後悔しないこと」。苦しくても、あのときやってよかったと思う日が実際にきてるので、ムダな経験はないと思っています。自分が興味あって好きなこと・やってみたいことなら頑張れるはず。「チャンス!」と思ったら行動のとき。頑張っていると、応援してくれる人が必ず現れます。応援してくれる人がきっと励みになるはず。

hiitoさん、ざっくばらんにお話いただき本当にありがとうございました!

編集後記:パンづくり初心者のyuikomoreが体験レッスン

 

実は、私yuikomoreもパン教室にお邪魔してきました!今回は、レーズンパンとチーズパンです。

パン作り初心者だったのですが、材料の分量から捏ね方まで優しく丁寧に教えていただき、ご覧の通り素晴らしい出来です(←自画自賛)。パンを捏ねるのが私には、なかなか難しかったのですが、「ある意味器用やな(笑)」と私独特の捏ね方にもお褒めの言葉をいただきましたよ!(ニヤリ)

hiitoさんのお話を聞いていて節々に伝わってきたのは、「人とのつながりへの感謝」です。出店やパン教室で知り合った方とのご縁を大事にされているのがわかりました。きっと普段から感謝の気持ちをもっているからこそ、人から声がかかり、今に繋がったのかなと考えます。

また「無理せず今に繋がった」というのが印象的でした。自分らしく好きなことで生きていくことには、「難しさ」や「不安」を感じる方も多いと思います。しかし、純粋に好きなことややってみたいことにチャレンジしてみたら、自ずと道が開かれていくものなのかもしれません。

ウェブライターをやっていると、なかなか人とのつながりを感じにくいこともありますが、改めて今自分に関わってくれている人を大事にしようと思えるきっかけになりました。パンづくりや美味しいパンが大好きな方は、ぜひhiitoさんをチェックしてください♪教室では美味しいご飯もいただけますよ!

yuikomore
ここでは触れませんでしたが個人的には、ウルルン滞在記に憧れてカナダに留学した話が面白かった!気になる方は具体的に何に憧れたのか、ぜひhiitoさんに聞いてみてください♪おもしろい方です!(笑)

 hiitoさん 教室&イベント情報 

教室は、大阪市内にて不定期で開催されています。パン作りや美味しいパンにご興味のある方は@hiito.mineに連絡してみてください♪

 

 

◯出展イベント『おべんとう展』

hittoさんが出展するイベント『おべんとう展』。hiitoさん手作りの美味しいパンが味わえる絶好の機会です。他の作り手さんの作品や食べ物も楽しめるので、ぜひ訪れてみてください!

日時:2018年10月28日(日)
場所:banQuet87
住所:大阪市西区南堀江4-9-34 大森ビル201号室
時間:12:00-18:00
インスタグラム:@banQuet87

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Jules 編集部

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