睡眠の質UP!元ベッドメーカー営業が教える通販マットレスの選び方

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アラサー女子の皆さんは、今のベッドに満足していますか? 年齢とともに睡眠の大事さを痛感する機会も増えるはず。人生の1/3は寝る時間といわれており、睡眠はとても大事な時間です。自分に合ったマットレスを選べば睡眠の質が上がり、日中のパフォーマンスも向上します。そこで、今回はベッドメーカーで10年営業をしていたさとっちが、プロの目線で通販マットレスの選び方をお伝えします。

目次

  1. 睡眠の悩みトーク#1「疲れが取れない」
  2. マットレスの種類は大きく分けて4種類
  3. マットレスの選び方のポイント
  4. 種類別オススメマットレス
  5. 見た目やイメージではなく本質で選ぼう

睡眠の悩みトーク#1「疲れが取れない」

yuikomore
最近寝ても夜中に目が覚めたりして疲れが取れへんのよね。もしかしてベッドが悪いのかな?

さとっち
あら!それは大変。睡眠って大事だからね〜。今のベッドはどれくらい使ってるの?

yuikomore
うーん、だいたい9年くらいかな〜。

さとっち
それはそろそろ替え時だね。

yuikomore
買い替え時とかあるんや(笑)でもさ、マットレスって適当に選んできたから正直よくわからん…。元ベッドメーカーの営業さん、なんかアドバイスない?

さとっち
ベッドって実は奥が深いのよ。ベッドの種類から説明して、選び方のコツを教えるね!

yuikomore
助かります〜!ついに私もマットレスを選ぶ大人になるんやな(笑)

Yuikomoreと同じく睡眠に満足できていない方のために、さとっちがオススメの通販マットレスをご紹介します!

知っておくべきマットレスの種類は3つ

マットレスの中身はどう違う?

おおざっぱに中身で分けるとマットレスは①ボンネルコイル②ポケットコイル③高密度スプリングマットレス④スプリングなしの4種類に分類できます。

①〜③はスプリングという人間で言う骨のような支えが入っています。④は骨がなくお布団に近いものをイメージすればわかりやすいでしょう。④は少し特殊なので今回は①〜③をご紹介します。

では①〜③はどう違うのか?ベッドの歴史をさかのぼって解説します。

①ボンネルコイル

約200年ほど前にヨーロッパで誕生したマットレス。原点は「ボンネルコイル」でした。特徴はとても安価で、感触が硬いものが多く、一個一個が独立しており点で支えることです。点で支えるとは人間で言うと片足で立つイメージです。

②ポケットコイル

ボンネルコイルの次に登場したのが「ポケットコイル」です。①のボンネルコイルを袋で包んだもので、①と②は親戚のようなイメージですね。特徴はボンネルより柔らかい感触一個一個が独立し点で支えることです。

③高密度連続スプリング

こちらは①のボンネルと見た目がとてもよく似ていますが実は全くの別物。ボンネルは点で支えますが、高密度連続スプリングは点ではなく面で支える点に特徴があります。人間だと片足ではなく二本足で立つイメージです。こちらの種類は①や②とは構造が異なり、感触は硬めです。

yuikomore
なるほど。まぁとりあえず一番高級なのが高密度連続スプリングってことかな?

3つのマットレス。メリットとデメリットは?

マットレスのメリットとデメリットは正直なところ紙一重です。以下で、種類別のメリット&デメリットを見ていきましょう!

①ボンネルコイルのメリット:安い、硬い、通気性がいい

①ボンネルコイルのデメリット:硬いけれど点で支えるので重たい腰の部分のヘタリが早い。

②ポケットコイルのメリット:点で支えるので体にフィットしやすい。

②ポケットコイルのデメリット:点で支えるので重たい腰の部分がヘタリが早く、通気性が悪い。フィットする分寝返りが打ちにくい。

③高密度連続スプリングのメリット:通気性がよく、面で支えるのでお尻が沈まず腰に優しい

③高密度連続スプリングのデメリット:面で支えるので体へのフィット感が少ない。

どうでしょう? メリットとデメリットって裏返しなんですよね。今のところパーフェクトなマットレスは存在しません。人間と同じようにいい面もあれば悪い面もあります。

yuikomore
パーフェクトなのはないんだね。年齢によっても求めるものが変わりそう。

マットレスに何を求める?選び方のポイント

選ぶポイント3つを押さえよう!

マットレスを選ぶ際に何を優先すべきかはその人の「求めるもの」によって変わります。

実際に、「どんなマットをお探しですか?」と聞くと「寝心地がいいものが欲しい」と言われます。とてもざっくりしているのですが、話を聞いて掘り下げて行くと「腰に優しいもの」、「長持ちするもの」など具体的なニーズでてきます。そのため、寝心地に何を求めるかを考えることが大切です。

そして私の経験上、このニーズに合わせて、検討するべきポイントは次の3つ。ズバリ①耐久力、②通気性、③全日本ベッド工業会のものかどうかです。

 

① 腰痛持ちの人は「耐久力」を重視して

通常マットレスの耐久力は5年〜10年と言われています。ただし中身の違いにより変わってきます。

上で述べたように①のボンネルコイルと②ポケットコイルは③の高密度連続スプリングに比べて腰のヘタリが早いです。これは実験でも証明されている事実。

アジア人は欧米人と比べて腰痛になりやすい骨格なので、腰が沈むとすぐに腰痛になると言われています。腰痛持ちの人は耐久力を重視しましょう。

→耐久力で選ぶなら、③の高密度連続スプリング

② スッと眠りたいなら「通気性」の高いベッドを

①のボンネルコイルと③の高密度連続スプリングは②ポケットコイルに比べて通気性がいいです。ベッドの長所はメンテナンスが楽なこと。マットレスは干すことができませんが①と③はいつでも干したてのお布団のようにカラッとしています。②のポケットコイルは布に包まれているためどうしても湿気が抜けにくいのです。

包む布も改良されてはいますが、一枚のマットレスで約500個コイルが入っていることを想像してみてください。それが布に包まれているんです。湿気抜けませんよね?冬場はいいのですが、梅雨や夏場に湿気がこもるとカビの原因にもなります。スプリングの素材は鉄戦なので、湿気が多いと劣化も早いです。

人は汗をかきづらい人でも毎晩コップ一杯分の汗をかき、それをベッドパッドやマットレスが毎晩吸収しています。人間は汗をかいて体温を下げながら眠りに入るのですが、眠るときにかく汗が吸収されにくくなると入眠もスムーズにいきません。

→通気性で選ぶなら、①のボンネルコイルか③の高密度連続スプリング

③ 衛生面は大丈夫?「全日本ベッド工業会」マークと日本製で安心

日本にあるベッドメーカーが登録している工業会があります。ここに加盟しているマットレスには必ず全日本マットレス工業会の「衛生マットレス」というマークがついています。工業会で定められた衛生基準を超えたという印なのです。ベッドーメーカーはこの基準をクリアしていますが、実は○トリのオリジナルマットレスや無○良品、○KEAなどはクリアしていません。マットレスは肌の近くで使う衛生品ですので、このマークがないと衛生的にオススメできないのです。

現在、ハウスメーカーが家を作るときには、使う材料がF⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎という基準を越えたものを使うという決まりが設けられています。マットレスのF⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎は衛生マットレスということですね。ホルムアルデヒドなど有害物質の規制や、抗菌防臭加工など、一見当たり前に思える仕様も実は当たり前ではないのです。

全日本ベッド工業会に登録しているメーカー10社はこちら:シモンズ(株)、(株)スリープセレクト、東京ベッド(株)、日本ベッド製造(株)、パラマウントベッド(株)、フランスベッド(株)、アイシン精機(株)、シーホネンス(株)、(株)アンネルベッド、ドリームベッド(株)(アイウエオ順)

特にWEBで購入する場合、万が一何かがあった際にも工業会に登録しているメーカーなら安心です。

→衛生面で選ぶなら、「全日本ベッド工業会認定」のマットレスを選ぼう

④ フワフワ感?「フィット感重視」ならポケットコイルでOK

①〜③を気にしないし、とにかくフワフワ感に包み込まれたいという方は、②のポケットコイルを選びましょう。ポケットコイルはフワフワ感(フィット感)が上手です。

衛生面はおさえたいところですが、特に気にしない方であれば、工業会でないポケットコイルが安価です。値段も1〜2万円で購入できます。プロとしては、工業会認定マークがあるものをオススメします。

yuikomore
なるほど!私は、とにかく包まれるような寝心地がいい…ということは、私はフィット感のある安いポケットコイルで十分かな?笑 認定マークついてたら、嬉しいけど!

中身の種類別!プロが選ぶおすすめマットレス

今回は全日本ベッド工業会に登録しているメーカーの中から、6万円出せば買えるマットレスをご紹介します。

①ボンネルコイル シングル税込24,000円!

ドリームベッドのボンネルコイルマットレス。ボンネルで厚みが20センチなので結構硬めです。お値段も驚くほどお手頃なのでとりあえず変えたい!という方にはオススメです。

②ポケットコイル シングル税込58000円!

サータ社のポケットコイルマットレス。外資系メーカーですが日本ではドリームベッドが展開しています。厚みが23センチで、硬さは柔らめの普通。ポケットコイルは布代のコストもかかるのでどうしても価格が高いものが多い中、この価格でこの仕様は安い!

③高密度連続スプリング シングル税込45,000円

見た目やイメージでなく本質で選ぼう

マットレスは中身が見えず、一度買えばなかなか買い換えることのないものです。見た目の印象やメーカーのイメージなどで選んでしまうと、あとで後悔してももう遅い!

しっかりマットレスの本質を見て、自分の優先するポイントを整理して購入しましょう。高ければ良いというわけでもないのが面白いところです。ぜひ快適な睡眠ライフを始めてくださいね。

何かご質問があればメッセージください。できる範囲でお伝えします(笑)

さとっち

営業や販売を10年間担当したインテリアメーカーを退職し、ブロガー・ライターに転向。旅行が大好きで、いろんな国を旅しながら生きていくのが目標です。旅、グルメ、...

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