4-5.やりたくない事はやらない!パレートの法則で目的達成

時間管理を徹底しても、「やることが多すぎて時間内にやるのは無理!」と、考えてしまうこともありますよね。好きなことをやっていても本質的な部分以外の単純作業に追われ過ぎると、何が楽しいかわからなくなってしまうこともあります。時間に追われて精神的にも疲弊してしまう前に、効率的な仕事の進め方をチェックしておきましょう。
1.パレートの法則とは?
2.8:2の法則はどうやって活用する?
3.8:2の法則は絶対ではない。自分の法則を見つけることが大事
パレートの法則とは?
「やることが多すぎる」という人に知ってもらいたい考え方の1つに「パレートの法則」があります。
ビジネス書で目にしたことがある方も多いかもしれません。
「パレートの法則」とは、顧客全体の2割が売上げの8割を占めるという法則です。
例えば、何か商品を売っている場合なら「売り上げの8割を占める商品をもっと増やし、売れない商品は切ってしまう」ことで利益が増幅できるという考え方です。
これだけを聞くと当たり前のことを言っているように感じるかもしれませんが、仕事だけでなく普段の生活でも活用できる法則なんです。
8:2の法則はどうやって活用する?
「パレートの法則」は仕事においては時間管理に利用できます。
「仕事量が多すぎて時間内にできない・休めない」というお悩みがあるなら、業務の中で必ず自分がしなければいけない作業を探してみましょう。
多くの場合、重要なことは2割で残りの8割は誰でもできる単純作業雑用ですので、思い切って誰かに委託しましょう。
アルバイトを雇わずとも、今はクラウドワークスなどで1件単位で依頼ができますよ。
普段の生活なら、1日のうちに自分が「楽しいな、幸せだな」と感じる出来事は、2割の出来事に集中しています。
コーヒーを飲んでいる時間やお風呂に入っている時間、好きな趣味をしている時間などに幸せを感じているならば、それらの時間をもっと増やせば幸せになる時間が長くなるのです。
「自分が持っている洋服のうち、いつも着ているのは全体の2割に集中する」という法則があるなら、着ていない8割の服をメルカリやリサイクルショップで売ってしまうなどして処分すれば、部屋もスッキリするだけではなくちょっとしたお小遣い稼ぎもできます。
8:2の法則は絶対ではない。自分の法則を見つけることが大事
8:2の法則はあくまで1つの考え方であり、絶対ではありません。
7:3や6:4のこともあるかもしれません。
まずはこれに近い自分なりの法則を見つけることとが大切です。
生活や仕事の中で大きな役割・時間を占めているもの、幸福感を生み出すもの、改善したいことがあるなら、大きく占める問題点などを自分で見つけていくことで、今抱えている悩みを解決しやすくなります。
ご自身の生活や仕事の中でこれに近い法則を見つけたら、自分なりの法則を利用し、悩みを解決するための1つの道具として活用してみましょう。
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